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科学の力ってすげー?

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【本】ビジネスマンに贈る最後の言葉


体調不良を感じて、
病院で検査、診断を受けた結果、
余命3ヶ月と判明したら、どうするか。

フィクションのような話だが、現実に、
KPMGのCEO、ユージーン・オケリーに
2005年の6月に起きたことである。

ひとことでいえば、著者の生き方は見事である。
死への恐れ、運命への不平不満を口にするのではなく、
「今」何をすべきかを見つめ、こだわった。

そして、愛する人々との時間を大切にしたのち、
その命を終えた。

人は誰しも、1年先、10年先、あるいはもっと先を
見据えて生きているところがあると思う。
それが、あと3ヶ月と言われたら、
普通は絶望に苛まれてしまいそうなものだ。
著者がそこに飲み込まれなかったのはなぜか。

意志、覚悟、そういう心理もあるのだろうけれど、
そもそもなぜその心理を持つことができたかというと
私は、著者自身が記しているように
「ビジネス経験」の為したところの大きさかと思うのである。

ハードで、高い目標に向かうビジネスの経験は、
卓越した修道者や政治指導者の経験に通じるところがあるのか。

本書を知ったのは、たまたま別の本で紹介されていたためだが、
とても心打たれた。

ぜひ多くの人に…
特に多忙な仕事に追われて、
「何が大切なのだろう」と悩む人におすすめしたい本である。

http://www.amazon.com/dp/0071471723
Chasing Daylight: How My Forthcoming Death Transformed My Life
Hardcover – December 23, 2005
by Eugene O'Kelly  (Author), Andrew Postman (Author)
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